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chotto_bit, good life

毎日をちょっとラクに、少し楽しく出来る様なコトを書きます。カメラが好きです。

【APS-C編】レンズ焦点距離別の、被写界深度とオススメの使い方を考えてみたよ!

おはようございます。たかぴ(@takapyx)です。

この1記事に張り切りすぎて、ここ数日、全くブログ更新が出来ませんでした・・・。

とても多くの方に見て頂いた下記エントリについてブコメ等でご指摘もあったのですが、まだまだ試験に不十分な点がありました。

takapyx.hatenablog.com

そこで、もう一度評価条件を見直して、試験をやり直してみました。 データ量が多すぎて1記事にまとめきれないので、今後、何回かに分けて試験結果をお伝えしていこうと思います。

今回は、使用している方も多いと思われるセンサーサイズAPS-Cのカメラのレンズについて被写界深度(ボケ量)を検証し、僕的にオススメな使い方をまとめてみました。

カメラの使い方に悩んでいる方は、良かったら参考にしてみて下さい。

今回の結果まとめ

毎回恒例、今回も異常に長い記事になると思いますので、先にまとめを残しておきます。忙しい方はここだけ見てもらえればOK、もし暇があれば、下の方も見ていって下さい。

① 23mm (35mm換算 35mm) ⇒ オールマイティーな画角だが、ボケには期待出来ず残念・・・。くっきり写すならf/8.0以上。

② 33mm (35mm換算 50mm) ⇒ ボケを活かすのは難しい。f/16位でくっきり写すのがBetter。

③ 57mm (35mm換算 85mm) ⇒ ポートレート向き。f/5.6が背景が活かせるボケ具合で良い感じ。パンフォーカスは大きく絞り込む必要あり。

④ 70mm (35mm換算 105mm) ⇒ ボケを活かしてf/8.0以下が使いやすい。パンフォーカスはそろそろ厳しい。

⑤ 100mm (35mm換算 150mm) ⇒ f/5.6程度でとろとろボケ。f/22で適度なボケ。ただし、回折ボケには要注意!

⑥ 133mm (35mm換算 200mm) ⇒ 傾向は100mmと同じ。背景がとろけるのはf/8.0以下。f/32で適度なボケが得られるが、回折ボケも酷いので用途はよく考える。

⑦ フルサイズのボケ具合は段違い。パンフォーカスが得意ならAPS-Cも悪くない。

試験解説の前に・・・知っておきたいカメラ予備知識

今回の報告はカメラの専門用語が多くなりますので、ちょっとだけ解説を入れておこうと思います。

カメラに詳しい方はそのまま読み飛ばして頂いて結構です。「APS-C?35mm換算?なにそれ?おいしいの?」って方は、ざっと目を通して貰えると、以下の説明が分かりやすくなると思います。

尚、この辺の説明は、Studio9さんの初心者向き記事や、色々なサイトで詳しく説明されていますので、ここでは簡単な説明にとどめておきます。

①APS-Cって何?

カメラのイメージセンサー部分の大きさ規格の一種です。

デジタルカメラは、このイメージセンサーと呼ばれる部分に、レンズを通して送り込まれた映像を記録します。

一眼レフ初級〜中級機や、ミラーレスカメラの多くがこのサイズのセンサーを使用しています。 一方、一眼レフ上級機や、一部のミラーレス高級機は、フルサイズという大きさ規格のセンサーを使用しています。

センサーサイズが大きいと、画質の向上、ノイズの低減、大きなボケを得やすくなる等の効果がありますが、その反面、値段も跳ね上がっていきます。

f:id:takapyx:20150530073549p:plain

②焦点距離って何?

カメラのレンズには、焦点距離〇〇mmという表記があります。 大雑把に言うと、これはそのレンズで撮影出来る範囲が広いか狭いかに関する項目です。

焦点距離が短い程、そのレンズは広い視野を切り取ることが出来ます。また、パースの付き方や、画面の歪みも大きくなっていく傾向にあります。(これが広角レンズと呼ばれるものです。)

一方、焦点距離が長いレンズは、広角レンズとは逆の傾向を持ち、遠くのものを大きく写します。こちらは望遠レンズと呼ばれます。

f:id:takapyx:20150530073550p:plain

③(35mm換算)焦点距離って何?

今回の記事を見る上で、是非、理解しておいて欲しい概念です。 実は、同じ焦点距離のレンズを使っても、センサーサイズが異なると、その写り方(画角や、パースの付き方)は全く変わってしまいます。

例えば、フルサイズ機で35mmレンズを使って撮影した写真と同じ画角の写真をAPS-C機で撮ろうと思った場合、レンズは35mmでは無く、23mmのものを使う必要があります。

f:id:takapyx:20150530073551p:plain

このときの「23mm」という数値が「焦点距離」、そして、「35mm」という数値が「(35mm換算)焦点距離)」です。

デジタルカメラのセンサーサイズには色々な規格がありますので、センサーサイズの異なるカメラ同士で比較をしたいとき、レンズに記載されている焦点距離では、その写りを比較をする事が出来ません。

このため、同じ条件で写真を比較するための規格(単位)として、35mm換算焦点距離という概念が使われます。

今回の記事でも、35mm換算焦点距離という考え方が多用されているため、覚えておいてもらうと、以下の話が分かりやすくなると思います。

④絞り値って何?

一眼レフやミラーレスは、F値(絞り)と呼ばれる項目を調節することが出来ます。

このF値を調節することで、撮影出来る写真の明るさや、ボケ具合を弄ることが出来ます。

F値が小さい(絞りを開く)ほど、写真のボケは大きくなります。 一方、F値が大きい(絞り込む)ほど、画面全体をくっきりと写すことが出来る様になります。

f:id:takapyx:20150530073552p:plain

色々な焦点距離毎に、どの程度の絞り値を使うと良いかを調べてみるのが今回の目的です。

④被写界深度(ボケ具合)は何によって決まる?

カメラのボケ具合を決める要因としては、①イメージセンサーのサイズ、②絞り(F値)、③焦点距離、④被写体と背景間の距離等があり、超大雑把にまとめると、下表の様な関係性があります。

f:id:takapyx:20150530073553p:plain

例によって、詳細は割愛しますが、この関係を覚えておくと、以下の評価が、分かりやすくなると思います。

試験に使用した機材、道具

カメラとレンズ

今回は、カメラは数年前に買ったSonyのNEX-5R、レンズは便利ズームのSEL18200LEを使用しています。

ミラーレスはレンズの手持ちが少ないため、このレンズで焦点距離を変化させて評価を行いました。

これはあまり明るいレンズでは無い(F値が小さくならない)ため、大きなボケの評価は今回は十分に出来ていないです・・・。

被写体

前回の評価では、被写体距離1mのデータしか取っていなかったので、今回はモデルのダンボーの数を4体まで増やしました。

勢揃い、やー! f:id:takapyx:20150530073545j:plain

試験方法

① 奥の建物から50mの距離にイメージセンサーが来る様にカメラを設置しました。

② カメラから1m、3m、5m、7mの位置にダンボーを設置しました。

模式図で表すとこんな感じ。

f:id:takapyx:20150530073548p:plain

実際の撮影風景です。

f:id:takapyx:20150530073546j:plain

③各距離のダンボーにフォーカスを合わせ、1段ずつ絞りながら撮影していきました。また、絞り開放と、最大絞りの場合も撮影しています。

※段・・・カメラ用語で、どれだけカメラが光を取り込めるかの尺度です。ここでは、絞り値を1段ずつ絞る = F値を2.0、2.8、4.0、5.6、8.0、11、16、22、32と大きくするコトと思ってください。

④撮影後はLightroomにて、レンズ補正有り、カメラプロファイル: Strandard、それ以外の調整は無しで現像しました。

試験結果

試験結果を一覧にすると、次の様になりました。

尚、今回の記事では被写体が大きく写って分かりやすいので、被写体距離1mでの比較写真で検証しています。 (相当写真が小さくなって見えづらいと思うので、PCでの確認推奨です。)

焦点距離 23mm 33mm 57mm 70mm 100mm 133mm
35mm換算 35mm 50mm 85mm 105mm 150mm 200mm
絞り開放 f/3.5 f/4.5 f/5.6 f/5.6 f/6.3 f/6.3
最大絞り f/22 f/29 f/36 f/36 f/40 f/40
絞り開放 f:id:takapyx:20150530064840j:plain f:id:takapyx:20150530065226j:plain f:id:takapyx:20150530065516j:plain f:id:takapyx:20150530070924j:plain f:id:takapyx:20150530071516j:plain f:id:takapyx:20150530072237j:plain
f/4.0 f:id:takapyx:20150530064914j:plain No Data No Data No Data No Data No Data
f/5.6 f:id:takapyx:20150530065007j:plain f:id:takapyx:20150530065251j:plain f:id:takapyx:20150530065516j:plain f:id:takapyx:20150530070924j:plain No Data No Data
f/8.0 f:id:takapyx:20150530065029j:plain f:id:takapyx:20150530065314j:plain f:id:takapyx:20150530065539j:plain f:id:takapyx:20150530070948j:plain f:id:takapyx:20150530071540j:plain f:id:takapyx:20150530072258j:plain
f/11 f:id:takapyx:20150530065051j:plain f:id:takapyx:20150530065334j:plain f:id:takapyx:20150530065611j:plain f:id:takapyx:20150530071013j:plain f:id:takapyx:20150530071611j:plain f:id:takapyx:20150530072320j:plain
f/16 f:id:takapyx:20150530065112j:plain f:id:takapyx:20150530065359j:plain f:id:takapyx:20150530065637j:plain f:id:takapyx:20150530071038j:plain f:id:takapyx:20150530071632j:plain f:id:takapyx:20150530072338j:plain
f/22 f:id:takapyx:20150530065132j:plain f:id:takapyx:20150530065422j:plain f:id:takapyx:20150530065700j:plain f:id:takapyx:20150530071100j:plain f:id:takapyx:20150530071655j:plain f:id:takapyx:20150530072414j:plain
f/32 No Data No Data f:id:takapyx:20150530065726j:plain f:id:takapyx:20150530071128j:plain f:id:takapyx:20150530071717j:plain f:id:takapyx:20150530072436j:plain
最大絞り f:id:takapyx:20150530065132j:plain f:id:takapyx:20150530065441j:plain f:id:takapyx:20150530065746j:plain f:id:takapyx:20150530071150j:plain f:id:takapyx:20150530071737j:plain f:id:takapyx:20150530072500j:plain

試験結果から見る、焦点距離毎の画角とおすすめ絞り

① 23mm (35mm換算 35mm) ⇒ 画角は使いやすいが、ボケには期待出来ない。くっきり写すならf/8.0以上。

前回のフルサイズの記事では、使いやすい画角とボケのコントロールのしやすさで、オールマイティーな焦点距離として35mmを紹介しましたが、APS-Cではボケには期待出来そうにない結果となりました。

解放で撮っても中途半端にボケるだけですので、暗くて撮影が出来ないという場合以外は、f/8.0まで絞った方がくっきり写って幸せになれそうです。

しかし、折角使いやすい画角なのにボケにくいのは勿体ないですね・・・。 明るいレンズを使えば、もしかしたら評価が変わるかもしれないと思いました。

焦点距離 35mm換算 f/3.5 f/8.0
23mm 35mm f:id:takapyx:20150530064840j:plain f:id:takapyx:20150530065029j:plain

② 33mm (35mm換算 50mm) ⇒ オールマイティーな画角だが、ボケには期待出来ず残念・・・。くっきり写すならf/8.0以上。

いわゆる、標準レンズと呼ばれる画角です。巷では、35mm派と50mm派に好みが二分されるそうです・・・。

自分ではこの画角を使ったことがあまり無い為、あまり解説は出来ませんが、人間の視野に近いらしく、上手く使えばオールマイティーに使用出来るオススメ画角らしいです。

しかし、ボケ量については、絞り開放(f/4.5)でも中途半端なのが否めないです。もっと明るいレンズを使えば、キレイなボケが出せるかもしれません。

この焦点距離の場合も、しっかり絞ってパンフォーカスで撮影するのが良さそうです。 パンフォーカスなら、f/16位から全体がくっきり写る様になりました。

焦点距離 35mm換算 f/4.5 f/16
33mm 50mm f:id:takapyx:20150530065226j:plain f:id:takapyx:20150530065359j:plain

③ 57mm (35mm換算 85mm) ⇒ ポートレート向き。f/5.6が背景が活かせるボケ方で良い感じ。パンフォーカスは大きく絞り込む必要あり。

中望遠と呼ばれる焦点距離で、ポートレート撮影の鉄板とも言える画角です。 この焦点距離で、ようやく適度な背景ボケが出せるようになってきました。

個人的には、被写体が引き立ち、かつ背景も活かせる適度なボケはこれくらいかなと思います。

パンフォーカスも出来ないワケでは無いですが、相当大きく絞る必要があります。

詳細は後日、記事にしようと思いますが、f/22位からAFでのピント合わせが難しくなる程度の回折ボケが出始めたため、パンフォーカスと回折ボケのどちらを優先するか、トレードオフになりそうです。

焦点距離 35mm換算 f/5.6 f/32
57mm 85mm f:id:takapyx:20150530065516j:plain f:id:takapyx:20150530065726j:plain

④ 70mm (35mm換算 105mm) ⇒ ボケを活かしてf/8.0以下が使いやすい。パンフォーカスはそろそろ厳しい。

フルサイズ機の記事では、フィギュア撮り用の焦点距離として紹介しましたが、ポートレート撮影にも向いています。 この焦点距離の場合、f/8.0程度で適度なボケが出せると思います。

一般論として、レンズの性能が最大限に引き出せるのがf/8.0からf/11程度らしいので、APS-Cのカメラの性能を最大限に引き出せるのは、この辺の設定かもしれないです。

尚、最大まで絞っても、50m先にはくっきりピントを合わせる事が出来なかったので、これ以上望遠のレンズではパンフォーカスは期待しない方が良さげです。

焦点距離 35mm換算 f/8.0 f/32
70mm 105mm f:id:takapyx:20150530070948j:plain f:id:takapyx:20150530071128j:plain

⑤ 100mm (35mm換算 150mm) ⇒ f/5.6程度でとろけるボケ。f/22で適度なボケ。ただし、回折ボケには要注意!

望遠レンズと呼ばれる焦点距離になります。これ以上の焦点距離はほとんど使ったことがないため、使い方の提案が出来ず、残念。

いよいよ、背景も完全にとろけてしまう様な大きなボケが現れ始めました。 この焦点距離だと、絞り開放でもf/6.3なので十分な検証は出来ていませんが、f/5.6程度まで絞りを開けば、被写体のみにフォーカスした、いわゆる、「一眼レフっぽい」写真が撮れそうです。

f/22程度まで絞り込むと背景が適度にぼけた写真も撮れる様になりますが、ちょっと絞りすぎですので、回折ボケも気になり始めるかもしれません・・・。

焦点距離 35mm換算 f/8.0 f/22
100mm 150mm f:id:takapyx:20150530071540j:plain f:id:takapyx:20150530071655j:plain

⑥ 133mm (35mm換算 200mm) ⇒ 傾向は100mmと同じ。背景がとろけるのはf/8.0以下。f/32で適度なボケが得られるが、回折ボケも酷いので用途はよく考える。

試験途中でレンズの角度を変えられなかったため、ダンボーさん、頭のamazonロゴしか写っておりません・・・。

⑤の100mm (35mm換算 150mm)よりも若干ボケが強いですが、傾向に大きな違いはありませんでした。

適度なボケを出そうと思うとf/32まで絞り込む必要がありますが、ここまで絞ると盛大に回折ボケが出始めるため、この焦点距離は大きなボケを出したい時専用と考えた方が良いかもしれないです。

無理矢理絞って使うのであれば用途をよく考え、回折ボケが気にならないサイズでの使用のみに限定した方が良いと思いました。

焦点距離 35mm換算 f/8.0 f/32
133mm 200mm f:id:takapyx:20150530072258j:plain f:id:takapyx:20150530072436j:plain

⑦ フルサイズのボケ具合は段違い。パンフォーカスが得意ならAPS-Cも悪くない。

フルサイズのカメラと比較して、センサーサイズの小さいAPS-Cはボケを出すのが苦手です。

そこで、APS-Cでフルサイズの様なボケ方の写真を撮りたい場合どの位のF値が必要になるのか、フルサイズでのボケの発生傾向を元に予想してみました。

広角(35mm)レンズの場合

広角域の23mm (35mm換算35mm)の場合、フルサイズ機と同等の大ボケをAPS-C機で表現しようと思うと、f/1.4というとんでもなく明るいレンズが必要になる予想です。

APS-Cでは難しい「広く写しつつも背景をボケさせる」というコントロールが出来るところが、フルサイズ機の大きなアドバンテージだと感じました。

対するAPS-Cですが、ボケが出しにくい代わりに、画面全体をくっきりパンフォーカスで写すのは得意です。

「ボケなんて生ぬるいこと言ってんじゃねぇ!」という男気のある方には、逆にAPS-Cの方がオススメかもしれません。

35mm換算焦点距離35mmの場合
APS-C フルサイズ
ボケ大 No Data f:id:takapyx:20150530094834j:plain
予想: f/1.4 f/2.0
ボケ適度 No Data f:id:takapyx:20150530094858j:plain
予想: f/2.8 f/4.0
くっきり f:id:takapyx:20150530065029j:plain f:id:takapyx:20150530094928j:plain
f/8.0 f/11
中望遠(85mm)レンズの場合

焦点距離85mmという中望遠域の場合は、f/5.6もあればAPS-C機でも適度なボケを出す事は可能です。

一方、背景がとろけた大ボケはf/1.4程度まで絞りを開かないと撮れないと予想されるため、現実的には非常に厳しいと思います。

どうしてもAPS-Cで大きなボケを出したいのであれば、100mm(35mm換算150mm)以上の焦点距離のレンズを用意した方が良さそうです。

尚、フルサイズ機はこの焦点域でパンフォーカス撮影をしようと思うと、絞りはf/64程度が必要になる予想です。

こんなレンズがあるかどうかは分かりませんが、もしあったとしても回折ボケが恐ろしいことになりそうですので、フルサイズ機では中望遠より望遠側でのパンフォーカス撮影は考えない方が良さそうです。

35mm換算焦点距離85mmの場合
APS-C フルサイズ
ボケ大 No Data f:id:takapyx:20150530095001j:plain
予想: f/1.4 f/2.0
ボケ適度 f:id:takapyx:20150530065516j:plain f:id:takapyx:20150530095027j:plain
f/5.6 f/8.0
くっきり f:id:takapyx:20150530065726j:plain No Data
f/32 予想: f/64
中望遠(105mm)レンズの場合

更に焦点距離が長い35mm換算105mmでは、上記の傾向がより顕著になりました。 ここまで焦点距離が伸びると、APS-Cもフルサイズもボケ無く撮影するのは不可能に近いです。

どうしてもこの焦点距離でのパンフォーカス撮影が必要であれば、もっとセンサーサイズの小さなカメラが必要になると思います。

35mm換算焦点距離105mmの場合
APS-C フルサイズ
ボケ大 No Data f:id:takapyx:20150530095058j:plain
予想: f/2.0 f/5.6
ボケ適度 f:id:takapyx:20150530070948j:plain f:id:takapyx:20150530095125j:plain
f/8.0 f/22
くっきり No Data No Data
最大絞りでもボケ有り 最大絞りでもボケ有り

終わりに

如何だったでしょうか?

APS-C機はパンフォーカスでの撮影のやりやすさや、コンパクトな設計に出来るデザイン、そして比較的お手頃な価格というのがメリットになると思います。

フルサイズに比べれば、ボケ量のコントロールは難しいですが、予め何を撮影したいかを考えて、それに合わせて焦点距離と絞りを決めておけば、十分に使いこなすことが可能だと思いました。

「風景をしっかりパンフォーカスで撮りたい」・・・焦点距離は23mm (35mm換算: 35mm)に設定し、f/8.0で撮る。

「背景を活かしつつ、被写体を引き立てたポートレートが撮りたい」・・・焦点距離は57mm (35mm換算: 85mm)に設定し、f/5.6で撮る。

こんな感じです。

余談ですが、今回の評価に使った様なズームレンズを使う時は、ズーム機能で被写体に近づくのではなく、予め焦点距離を決めてから自分の足で被写体に近づく方が良い写真が撮れると思います。

また、自分で撮影イメージを考え、それに合わせて構図や焦点距離、絞りを決めて撮影を行い、撮れた写真が自分の思い描いた通りだった時はとても楽しいです!

この辺の撮り方や楽しみ方については、その内、ご紹介できたらなーと思います。

長くなりましたが、今回はこの辺で!

それでは!

気づけばブログを始めて1か月!始めて良かったコトを書いてみます

f:id:takapyx:20150526193448j:plain ブログ執筆が日々、自転車操業な気持ちを追われるダンボーで表してみました。早く書ける様になりたい・・・。

こんばんは、たかぴ(@takapyx)です。

ふと気付いたら、ブログを始めて1か月経っていました…。

実は同時期にブログを開始したらしい、カモメのリズム (id:seagullrhythm)さんのエントリで気付いたので、調子に乗って僕もこの1か月の雑感でも書いてみることにしました。

seagull.hateblo.jp

とはいえ、僕のブログ程度でアクセス解析の結果なんかを細かく紹介する必要があるのか?という気もしますし、その辺りはほどほどに、この1ヶ月、ブログを始めて良かったこと、楽しかったことなんかを中心に書いてみます。

これから、ブログを始めてみようかなと思っている方の参考になれば、嬉しいです。

1ヶ月間のアクセス状況

簡単に、1ヶ月間のアクセス状況を紹介すると、こんな感じ。

f:id:takapyx:20150526193449p:plain

1ヶ月間のアクセス数は3万PV弱で、初めてブログを書いてみた僕としては奇跡的な数字。

とはいえ、基本的に1日のアクセス数は200PV前後で、時たま、大きくバズったことがアクセス数upの要因の様です。

特に、5/3に書いた、絞りと被写界深度についての記事のPV数は24時間で1万PVを超える、僕の中で完全に想定外の状況に。

takapyx.hatenablog.com

それ以外も小規模にバズった記事として、5/16の写真管理の記事(約2200PV/日)や、5/14の食べログ1位のお店に行ってきた記事(約1300PV/日)等があり、これらの記事のおかげで沢山のアクセスを頂く事が出来ました。

takapyx.hatenablog.com

takapyx.hatenablog.com

一時期、はてブの注目のブログに掲載して頂いたり、GunosyやPresso、SmartNews等で紹介されたことや、GIGAZINEのヘッドラインに紹介して頂いたことが、上記の記事のアクセス数大幅upの理由だったかなと思います。

なんとなくですが、カメラの話やキレイに写真が撮れた記事が、比較的アクセス数が多い気がしますし、何より書いていて楽しいので、今後はもっと写真関連の記事の比率を多めにして行きたいです。

アクセス解析に関する知識は皆無なため、この辺で!(笑)

良かった事

自分の事を見直せた

ブログを書いていて、自分が比較検証とか、作業手順の見える化とか、そういったことをするのが好きなんだなーということが改めて分かりました。

見直せたのは良いんですが、仕事とプライベートでやっていることが何一つ変わらない・・・・・・。

新しい事を勉強するきっかけになった

ブログを始めたことで、HTMLやCSSの書き方や、Markdown記法みたいな、これまで触ったこともなかった新しい分野の勉強をするきっかけになりました。

新しいことって、いざ始めると楽しいんですが、スタートを切るのにエネルギーが必要で、なかなか一歩を踏み出せなくないですか?

ブログで書きたいエントリの為にどうしてもHTMLで表組みを作る必要があり、結局、必要に迫られて勉強し始めた感じなんですが、色々な場面で応用が利きそうな内容なので、今となってはとても良かったなと思っています。

写真を撮る機会が増えた

ブログでたくさんの人に見てもらえるというのが励みになり、これまでよりも写真撮影に行く機会が増えました。

下の記事で紹介した好きな言葉の中の一つ、「28)撮れば撮るほど、上手くなる。」が少しずつ実践出来る様になったのが良変化だと思います。

あとはホントに上手くなるだけ・・・なんですが、これはいつになることやら・・・。

takapyx.hatenablog.com

写真の現像が進む様になった

もう1点、写真ネタ。

撮りためていた写真を現像する頻度も上がりました。

ちゃんと取り組もうと思うと、現像も結構手間がかかるため、これまで膨大なストックになかなか手が出せていませんでした。

でも、ブログの記事を書くためにどうしても写真が欲しい時、これまでの撮り溜めからなんとか使える写真を取り出すために、現像する頻度が上がりました。

必要に迫られないとなかなか動き出せない僕にとって、ブログでの記事作成と写真現像は結構相性が良かったみたいです(笑)

今後の見通し

今後のブログ更新も、基本的には今までと同じくマイペースにやっていくつもりです。

ただ、遅筆なのに長文を書きがちな悪い癖があって、いつになっても記事のストックが溜まらない自転車操業が続いていますので、今後は大事にしたい記事は丁寧に、軽い記事はさくっと書いて行ける様に、改善方法を探っていこうと思います。

このブログは元々、「後から見返して参考になる自分用Tips集を作ろう」という考えから成り立っていますので、今後も初心を忘れずに、自分が調べたかったり、伝えたかったりする様なコトを中心に、だらだら続けて行こうと思います。

良かったら、今後もお付き合いしていってもらえると嬉しいです。

p.s. 過去ログ見返していたら、10日ほど前にも似た様な記事を書いていた・・・。 この記憶力の無さも改善したい(´・ω・`)

takapyx.hatenablog.com

ダンボーと、超広角レンズの使い方を練習してきた

f:id:takapyx:20150525234303j:plain

こんばんは! たかぴ(@takapyx)です。

以前、衝動買いした焦点距離20mmの超広角レンズがなかなか使いこなせずにいます。

超広角レンズは難しいですが、このレンズの色味やパースの付き方はとても魅力的なので、是非使いこなせる様になりたいです。

そこで週末に、練習も兼ねて近所の町並みをダンボーを連れて撮りに行き、20mmレンズの使い方を練習してきました。

今回のカメラとダンボー

カメラはいつものNikon D750、今回の主役のレンズは、Nikon AF-S Nikkor 20mm f/1.8G EDです。

Nikon デジタル一眼レフカメラ D750

Nikon デジタル一眼レフカメラ D750

Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED AFS20 1.8G

Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED AFS20 1.8G

ダンボーはamazonダンボーと、新しく箱出しした、ダンボー・ミニ コンセプトモデル「歩」の2つを持って出かけました。

リボルテック ダンボー・ミニ コンセプトモデル【歩】

リボルテック ダンボー・ミニ コンセプトモデル【歩】

以前、紹介したことがありますが、ダンボーやフィギュア撮影は2体あると表現の幅が大きく広がるので、余裕があれば複数体持ち出すのがオススメです。

takapyx.hatenablog.com

何も考えずに撮ると微妙

まずは何も考えずにただ撮影してみました。

他のレンズ以上に、何も考えずに撮ると、ロクな写真が撮れない印象。 パースが強すぎて、被写体は小くなるし、余計なものは映り込むし散々です。

それに、単に視界が広いだけの写真は全く面白くなく、上手く使うには色々と考えながら撮影する必要があるなと感じました。

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煽って撮る

広角らしさを生かそうと、道端の花を煽りで撮ってみました。 やっぱり、このレンズは発色が良い感じ。 f:id:takapyx:20150525234258j:plain

同じく煽りで狛犬さんを。

あまり良い写真では無いですが、そこそこ被写体を強調させることが出来ました。 f:id:takapyx:20150525234259j:plain

遠近感を生かす

どこまでも道が続く様なイメージで、ダンボーを接写してみました。

こうやって遠近感を表現したいシーンなら、やっぱり広角レンズは良いです。 f:id:takapyx:20150525234301j:plain

まっすぐな道じゃないと、あまりパースは付かない印象。 f:id:takapyx:20150525234302j:plain

まっすぐな道とダンボーの組合せが面白くて、色々撮っていました。 f:id:takapyx:20150525234300j:plain

接写&絞り解放で綺麗にボカす

望遠レンズに比べればボケにくい20mmレンズですが、それでも限界まで近づいて絞り解放で撮ると結構綺麗に背景ボケを作れます。

望遠レンズを使って「花のクローズアップ」を撮るのも楽しいですが、あえて広角レンズで「道端の花」を表現するのも良い感じでした。

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まとめ

20mmレンズ、難しかったですが色々と考えながら撮影する楽しさがあって良かったです。

「広く風景を撮りたいから広角レンズで!」とかやると、あまり面白みの無い写真になりがちですし、「どうやったら被写体を引き立てられるか」なんてことを考えながら撮影するのに良いレンズでした。

相変わらず、特定の被写体がいない風景写真が苦手なので、そういう写真も綺麗に撮れる様に練習しないといけないですね・・・。

それでは!